2018年2月にアイスランドに行くことになり、以前から好きだったアークテリクスのアウターを新調しようと、原宿の路面店に伺いました。最初は「カッパ フーディ」を購入しようとしていたのですが、中綿に「コアロフト」の上位互換の「サーマテック」が使われていると勧められて、こちらを購入しました。結局、アイスランドは寒すぎて雨が降ることもなく、完全疎水の人工羽毛の真価が発揮されることはありませんでしたが、暖かく過ごすことができました。

もともと洋服や素材に興味があったのですが、これがきっかけで機能素材のおもしろさに気づき、その後の「コアロフト」の歩みや、シームシーリングの技術にも興味を持つようになりました。最初は、カナダのファッショナブルなブランドというイメージでしたが、今ではブランドに敬意を持って購入させていただいています。「アークテリクス」という名前の響きも、なんだかカッコいいですよね。

子どもができた。毎日公園に連れていくのに、仕事で着ていたスカートやパンプスは適していないと、動きやすいジャケットを買った。アークテリクスを選んだのは、学生時代バンクーバーにいたことがあったからだ。雨季が長い上に傘をささない人が多く、学生も大人も、みんなゴアテックスだった。

子どもが私を認識しやすいようにと選んだ、「ユーフォリア」というカラー名の黄色いジャケット。風が強い日も小雨が降る日も、子どもと一緒にお出かけをした。公園、幼稚園の送迎、お買い物、毎日たくさんお出かけした。普段のスナップショットにも、旅行の写真にも、黄色い私が子どもと一緒に写っている。

もう5年以上使っているので、肩や背中の色は褪せている。去年新しくグレーを買おうと思ったら「目立たなくてお母さんってわからないかもしれないからダメだよ」と言われた。選択肢なく、次も多幸感あふれるユーフォリアを選ぶことになりそうだ。

2013年6月から、シカゴにあるノースウェスタン大学に留学をしました。冬の寒さが厳しいと聞いていたので暖かいアウターが欲しいと思い、たまたま通りがかった東銀座の直営店で買いました。当時はブランドのことを知らず、世間的にもまだあまり有名ではなかったので、人とかぶらないことと品質がよさそうなことが、選んだ理由だったと思います。

大学のカラーに合わせて、紫を選びました。実際に使ってみると着心地がよく、少しへたってきてはいますが、今でも活躍しています。袖を通すたびに、極寒のシカゴで辛いこともありながら、毎日これを着て歩いた大学までの道を思い出します。懐かしさと共に、がむしゃらに勉学に励んでいた日々がよみがえり、背筋が伸びる思いがします。

学生時代、父と登山用品を買いに行った際に出会った一着です。ゴアテックスのジャケットを探していて、このオレンジ色（タバスコ）に惹かれて手に取りました。「ボラ」の40Lのバックパックも一緒に購入しました。

登山中は雨にも降られましたが、びくともしない防水防風機能とシェルの着用感に、大きな安心と信頼感を抱いたことをよく覚えています。

最初はあくまで「山用」として使用するつもりでしたが、「街着」としても着回せることに気づき愛用してきました。機能性とデザイン性が両立したアイテムであると思っています。購入してから20年以上経ち、今はポケットの圧着部分が剥がれたりして現役は引退しましたが、思い出の服としてクローゼットで大切に保管しています。

10年以上前、秀岳荘に入社してアパレル売り場担当になった時、冬用シェルをいろいろ試着した中で購入したのが、アークテリクスのシェルでした。それから何着か買い足して、3着目に買ったのがこの「ベータ AR ジャケット」です。バックカントリースキーに行く時は、軽くて動きやすい「ベータ」を着ていきます。上富良野エリアで、腰までありそうなSuper deep powderを滑ったのが印象的です。

2023年の1月にバイクに乗るようになってから、近場の日帰り登山や、都内、近所のスーパーマーケットと、どこに行くにもバイクで出かけるようになりました。そんなある日、出かける前は快晴だったものの、用事を済ませて帰宅する途中に大雨となりました。はいていたデニムは体に張り付き、パーカーは浸み込んだ雨で重く、走行時の風で体はキンキンに冷えきってしまい、それ以来雨の日のバイクは避けるようになりました。

そんな時、SNSで海外の方の、ペットボトルの水をジャケットにかけて撥水性を実証する動画を目にしたことが、アークテリクスを知るきっかけになりました。実際に商品を手にして「最強の撥水性」を体感した私は、ブランドの公式YouTubeなどを通して、止水ジッパーの開発、ノースバンクーバーでの過酷なテスト、8mm幅のシームテープなどを知り、アークテリクスのこだわりに強く惹かれてしまいました。

そして、気づいた時には全身アークテリクス。体にフィットして着心地がよく、立体的で可動域が広くて、軽くてどんなに動いても疲れない、製品のよさを実感しています。せっかく山のためのウェアを手に入れたのだから、もっと登山もがんばろうと思い、2024年の元旦には木曽駒ヶ岳からご来光を見るまでに。アークテリクスを通して、本当にいろいろな挑戦や経験を積むことができていると実感しています。今年で25歳になりますが、もっともっと自然を深掘りしていきたいと強く思います。

たしか「ビームス」原宿店で25年くらい前に購入したものです。アークテリクスというブランドネームも知らず（というか、読み方もわからなかった）、着ている人を見かけたこともありませんでした。当時、7、8万円くらいだったか。パーカーとして冬場はずっと着用していました。

東京から京都へ転居し、仕事もオフィスワークから外で働く機会が増え、20年以上も愛用していましたが、内側のテープはすべて剥がれ、さすがにボロボロになりました。それでも、使い込んでクタクタになったタオルのようなもので、今も捨てるに捨てられず、ごくまれに袖を通すことがあります。

20数年前に「ビームス」で販売されているのを見て、カラーリングとデザイン、ブランドマークの始祖鳥のカッコよさに一目惚れしました。機能性にも優れたゴアテックスのシェルジャケットだと知り、どうしても欲しくなって、当時名古屋で取り扱いのあった、「ビームス」と「IBS石井スポーツ」の店を探し回って購入した、初めてのアークテリクスです。

山でも街でも使えるし、ポケットがたくさんあって使いやすいし、防水がしっかりしていてムレないし、とても満足しています。いろいろなところが剥がれてしまっていますが、今でもときどき着用しています。

マウントレーニアにトレッキングに行った際に立ち寄った、シアトルの「REI」本店で、どこのブランドかもわからないまま衝動買い。デザインや質がほかのものと明らかに違うと感じ、「これ以上カッコいいジャケットはない」と思いました。ここが、私のアークテリクス好きの始まりです。

2006年の「ビームス」別注モデル。雑誌で見て、クレイジーなZIPカラーとゴールドの刺繍ロゴに惹かれすごく欲しかったのですが、岩手には「ビームス」がないため購入できず。あきらめきれずにフリマサイトを根気よく探していたら、新品（展示品）を6万円で購入でき、とてもうれしかったことを覚えています。

昨年ベンチレーション部分が剥がれたため圧着修理をしていただきましたが、今度はポケットが剥がれたので、また修理をお願いしようと思っています。まだまだ着続けたい一着です。

その後、富士山に登る直前に行った、アークテリクスの金町のお店で、妻の「ベータ AR ジャケット」を購入しました。実は、ほかのジャケットをすでに用意していたのですが、妻が大好きな緑のカラーとロゴに一目惚れし、私もお揃いで着られるのがうれしくて。2012年8月28日、富士山の頂上で記念撮影した思い出のジャケットです。

それまではゴールドしかなかったところに、シルバーの刺繍ロゴを付けたこの「アルファ SV ジャケット」が発売され、新鮮さにやられて購入。スノーボードで使用していたため若干の傷みはありますが、シームテープの剥がれもなく使えています。

なにかのサイトで画像を見てどうしても欲しくなり、いろいろと調べたところ国内未発売だったため、諦めきれずカナダのお店から購入しました。

大切に着ていましたが、シームテープが剥がれてきたので、京都のアークテリクスで修理の見積もりをしてもらったら、約6万円とのこと。迷いましたが、表地はまったく傷んでなかったので、お願いすることにしました。先日手元に戻ってきましたが、大変満足のいく仕上がりでした。今後も大切に着用したいと思います！

このジャケットを着ていると、いろいろな人に「どこで買ったの？ こんなの見たことがない！」と声をかけられ、周囲の注目を集めます（笑）。

以前からアークテリクスと「ビームス」の別注モデルが好きで、結婚を機に、長く大切に着用して残していけるものを手に入れたいと思って、形と色が気に入ったこちらのモデルを購入しました。当時は重ね着が嫌いで、タイト目に着たくてXSサイズを選びましたが、体型が変わることや重ね着の大切さがわかってきて、10年後を考えるともうワンサイズ大きなものを買えばよかったと思っています。

今は中国製が多くなり、難しいだろうけれどカナダ製に戻ってほしいという気持ちはあります。「シータ」は、シルエットが本当に好きなモデルだったので、何かの記念などで復刻してくれたらうれしいです。

大事にし過ぎて、購入してからまだ20回くらいしか着ていないのですが、昨年子どもが産まれ、初めての初詣に、僕の好きな黄色と黒で子どもとリンクコーデをして行ったのが一生の思い出になりました。子どもの服もこのジャケットも、手放すことはないと思います。

ワーキングホリデーでバンクーバーにいた娘に会いに行った時に、娘の買い物に付き合って行ったアークテリクスのお店で、旅の思い出にと娘と色違いで購入しました。失礼ながら、当時アークテリクスのことは知りませんでしたが、店員さんの対応がカナディアン的でとても楽しく、思い出深い一着です。

その後登山をするようになり、改めて着用した時に「なんて優れているのだろう」と感心しました。低山から始めて、本格的な山に登るようになった今も、山で使うものは基本的にアークテリクスで購入しています。たまたま神戸にブランドストアがあったのもラッキーでした。山仲間からはいつも「ええの着てるやん」とか、「この色本当に素敵」と言われています。

高校生の時に、先輩が着ていた始祖鳥のロゴに憧れ、初めてのアウターはアークテリクスのジャケットを買うと決めていました。大学生になり、アルバイトをしてお金を貯めて手に入れたこのジャケットが、当時人生で一番高い買い物でした。

時は経ち大人になって、カナダに住んでいた時に、このジャケットを着てアークテリクスのバンクーバー、ウィスラー、トロントの店舗を訪れました。するとどの店でも、右袖のロゴを見たたくさんのスタッフさんから「なんだ、そのジャケットは!?」と声をかけられました。「ビームス」とのコラボだと伝えると大興奮で、「それ着させてくれ！」と言われたり、興味津々で写真を撮られたり。本国のカナダで、自分が着ているジャケットにここまで興味を持ってくれて、それがきっかけでいろいろな会話ができました。ものすごくいい思い出と、思い入れが詰まったジャケットです。

憧れの先輩が着ていたアークテリクスがカッコよくて、最初は見た目だけで買いました。タウンユースメインで着用していましたが、2012年5月、自転車での通勤中に派手に転倒。右肩を強打して鎖骨を骨折し、金属プレート＆ボルトで固定する手術を受ける事態に。プレート除去手術実施まで2年余りを要する大ケガを負いました。しかし、着用していた「スティンガー ジャケット」は若干のスレだけで、破れやほつれなどのダメージは一切なく、製品のタフさに感激したことを鮮明に覚えています。

一昨年まで大切に着用していましたが、パウダーガードやベンチレーションのテープ剥がれなどが発生し、直営店から工場に送っていただきましたが、修理不能とのこと。あちこちが劣化して着用もできない状態ですが、思い出がたくさん詰まったジャケットなので捨てることなどできず、一生手元に置いておこうと思っています。その後もアークテリクスのジャケットはたくさん手に入れましたが、右肩の傷も含め、この「スティンガー ジャケット」は、特別な思い入れのある製品です。

ARC’HIVES

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