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菊池 秀也/医療関係者
HIDEYA KIKUCHI
BETA SL HYBRID JACKET | 2019
初めて買ったのは「アトム」で、それがあまりにもよくてアークテリクスの沼にはまりました。とりあえずやってみようと登山を始めた時はできるだけ安いものを選んでいましたが、1年半くらい経ったころにもう自分は登山をやめないだろうと思い、それならば最高峰のものを買おうと選んだのが「ベータ SL ハイブリッド ジャケット」です。
将来的に冬山のシェルとしても使えるギリギリの厚さと、ベンチレーションがあること、ゴアテックスを使用していることが決め手になりました。直営店には在庫がなく、アウトドアショップをひたすら巡るものの、結局メンズのSサイズは見つからず、試着をしてウィメンズのMを購入しました。夏のロングコースでは「ベータ SL パンツ」と共にお守りとしてザックに収まり、冬山ではシェルとして身を守ってくれています。
悲しいエピソードとしては、あまりのカッコよさに自転車通勤で使っていたら派手に転倒して、右の前腕から肘にかけて溶かしてしまったことがあります。仕事終わりで取扱店に駆け込んで、リペアセンターに送って修理してもらいました。外装は美しさを失いましたが内部はしっかりと修復されて、機能は完全復活。破れたことは残念でしたが、私だけの「ベータ SL ハイブリッド ジャケット」により愛着が深まっています。
PROTON FL HOODY | 2019
アウトレットでウィメンズのMを購入。それまで使っていた「アトム」で、高出力の運動時のムレに悩んでいたところ、当時の新素材「オクタ」を中綿に使った「プロトン」シリーズを知りました。LTとFLで悩みましたが、トレイルランをやる人のレビューを参考に、汗抜けに関してより評価が高かったFLを選びました。春秋の保温着や冬山のミッドレイヤーとしてフル活用しています。
「オクタ」と同じく気に入ったのが表地の「フォーティアス」で、同じ組み合わせの「プロトン パンツ」や「プロトン クルー」も購入しました。ハイマツ帯で枝に腕を思い切り引っかけた時、大きな穴ができるのを覚悟していたのに、ノーダメージで今も問題なく使えています。引き裂き強度を売りにするだけのことはあると思いました。ウィメンズで個性的なカラーですが、山では違和感なく使えるのもお気に入りポイントのひとつです。