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長井 淳/スキーガイド・登山ガイド
JUN NAGAI
ALPHA SV JACKET | 2006
スキーバム時代の2007年1月、フランスのティーニュ・バルディゼール滞在中に、愛用していた「サイドワインダー ジャケット」のジッパーが故障したため、地元のスキーショップで「アルファSV ジャケット」を購入した。日本円で10万円を少し超えたくらいの値段だったと記憶している。
脱サラをして、狂ったように山に登っては滑りまくる生活をしていたスキーバム時代、当時は自分が納得できるバックカントリー向けのカッコいい高機能ウェアがあまりなく、マニア向けで知られるアークテリクスを愛用していた。今では当たり前の機能だが、湿気た降雪や雨でビショビショになってもウェアの中はいつも快適だったことに衝撃を受けた。
もっと山岳滑走に向き合いたいと思っていた私にとって、北海道の石橋仁さんが古くから愛用していたブランドだということも、アークテリクスを意識するようになった理由のひとつ。現在の活動のルーツとなる、スキーバム時代に愛用したアークテリクスと、今こうして親密なお付き合いをさせていただいているのは非常に感慨深いものがある。
BORA 65 | 2006
テント泊バックカントリーに使える大型パックが欲しくて、下北沢の「ボーズマン」で購入。当時は、スキーをマウントできる大型バックパックの選択肢があまりなく、海外バックカントリー遠征や海外登山など、10年にわたり私の活動を支えたくれた。
MINUTEMAN PANT | 2006
東京でのサラリーマン時代に購入。ほかにも2004年と2006年に「ミニットマン パンツ」を、2005年に「ミニットマン ビブ」を購入した。各ブランドの高機能パンツのなかで一番太かったこと、立体裁断が秀逸だったこと、丈夫だったことがお気に入りだった。
私のスキーバム時代を支えた、愛するバックカントリースキーパンツの一本で、廃番になった時は非常にショックだったが、その後「スティンガー パンツ」を経て、さらに進化した「ラッシュ パンツ」を今は愛用している。